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第5回時計台骨盤解剖セミナー in Sapporo 報告
12月15日(金)-17日(日)に札幌で第5回時計台骨盤解剖セミナーが日本骨盤臓器脱手術学会との共催で開催された。
5回目となる今回も金曜日に時計台記念病院で骨盤臓器脱のライブ手術のセッションを行い、土曜日と日曜日の2日間、札幌医科大学解剖室で献体ご遺体を用いた手術解剖のセッションを行った。
私は金曜日にライブセッションで子宮全摘プラスLSCの術者を仰せ使ったのだが、子宮脱メインの症例で膣前壁と膀胱間の剥離がかなり困難で難しい症例だった。この難しさは多分2-300例以上のLSC経験のある術者でないとわからないだろう。成島先生には的確な感想を頂いた。
2件目のLSCは成島先生の執刀で症例的にも術式のわかりやすい症例で、いつもの素晴らしいLSCを見せて頂いた。
経膣手術は西先生がShull法のデモをされた。なかなか難しそうな手術だった。
懇親会を兼ねてイタリアンレストランで手術動画の解説のセッションが行われた。それに先立ち中田真木先生の超音波によるPOP診断のレクチャーがあり、是非教科書にしてほしい内容だった。
解剖セミナーの内容については明日のブログを参照していただきたい。
Posted by 2018/01/06