尿失禁・骨盤臓器脱などの女性骨盤底疾患を主な対象とした女性のためのサイトです。

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国際学会~IUGA(international urogynecology association ) Vol.2

 こんにちは。冨田です。
国際学会での2日目は、Live Surgeryから始まります。
これは、世界のエキスパートの実際の手術の映像を解説つきで見て、勉強するというもの。
骨盤臓器脱に対する治療の世界の流れが分かって、とても勉強になります。
今後の診療や手術治療に役立ちそうです。
その他、Pan-asian session に参加。アジアのウロギネコロジーの現在や、今後の方向性を
話し合います。なんて、グローバル!!
 そして、夜はWelcome partyです。論文などでよくお名前を拝見する有名人ともお会いできて、さすが、国際学会です。
どさくさにまぎれて名刺交換させていただきました。

Posted by 2013/06/13

女性泌尿器科テキストを改訂

4年前に発刊した拙著「女性泌尿器科テキスト」を改訂することになりました。
日進月歩、4年経つと診断も治療も変化します。

特に手術に関しては、この一年で選択肢が増え適応が難しくなりそうなので、内容を一新して時代の要請に応えたいと考え、出版社にお願いしたところ、快諾して頂きました。

改訂新版の発行は2014年4月頃になる予定です。今回も診断、治療ともに臨床の第一線で活躍しておられる先生方にお願いすることになりますが、女性泌尿器科診療に関しては標準的な治療に加えて、できる限り新しい潮流を逃さないようにしたいと考えています。
乞うご期待!

書籍は内容が日々古くなっていくので改訂が必要なのですが、経費のかかることでもありなかなか難しいようです。

快諾して頂いたメディカ出版の方々に感謝です。

Posted by 2013/06/09

国際学会~IUGA(international urogynecology association ) Vol.1

 こんにちは。冨田です。
竹山先生と共に、アイルランドの首都ダブリンで行われたIUGAに参加,発表してきました。
 世界中から女性泌尿器科をを専門にする先生方が集まる学会ということで、刺激的な4日間でした。
 約15時間のフライトの後、ダブリンに到着するとやや肌寒く、準備していたスプリングコートを羽織ります。北海道よりも遥かに高緯度である割には寒さはそれほどでも。メキシコ湾流の影響により冬でも平均気温は東京都心と大差無いのだとか。
 学会初日に私が選択したのはCadaver Labといって解剖に関するsessionです。実際に、血管や神経の走行がどうなっているのか、著名な先生方が説明してくださいます。普段の手術時に疑問に思っている部分が明らかになり、目からウロコです。百聞は一見に如かずとはこのこと。日本ではできない経験であり、これだけでも国際学会にきた価値があるのではないかと思うほどでした。
 リスニングの苦手な私も実際に目の当たりにする状況を加味しながら必死に聞き取ります。私のくだらない質問にも丁寧に答えてくださり、感無量。初日から興奮が高まります。日本からも著名な先生方が参加されており、勉強の後は情報交換。このような著名な先生方とゆっくりお話しできるのも国際学会ならでは。
 このようにして国際学会は始まりました。
 日本の骨盤臓器脱治療に役立てたいものです。2日目以降は次回に

 画像は学会会場の写真です。 

Posted by 2013/06/06

IUGA(ダブリン)に参加、発表


5月28日から6月1日まで、ウロギネコロジーの国際学会、international urogynecology association (IUGA) の annual meeting がアイルランドの首都 ダブリンで開催された。
この学会は今後の女性泌尿器科診療がどのようになって行くかを知る上で重要な情報が得られるので毎年参加している。
アイルランドに渡航するのは初めてであったが、素晴らしい自然と歴史を持った国であることを実感した。

骨盤臓器脱の治療の選択肢として、腹腔鏡下仙骨腟固定術に習熟する必要性も強く感じたが、私が実施し、また教えているTVM手術の成績が国際的には際立ってよいことを再認識した。

写真に写っている有名なDr. Shull などはメッシュを用いないPOP手術に絶大なる自信を表明しておられ、多くの演題が腟式メッシュ手術後のリペアについてのものであり、考えさせられる点は多かった。

学会の合間に訪れたアイルランドの自然の素晴らしさは想像以上で、快活で人なつっこい人も多く、住みたい国のNo.1であることも理解できる気がする。非常に有益な学会であった。明日からの診療に情報を生かしたい!

Posted by 2013/06/03

観る方が大変かも

くりぼうです。
アイルランドで女性骨盤底医学の国際学会が開催されており、当院からも2名の先生が参加しております。毎週びっしり埋まる手術も、今週はお休み。それ以外の日常業務は普段と同じですが、静かに時が流れていきます。

さて、先週末は小学校1年生になったばかりの長女の運動会に行ってまいりました。
当日驚いたのは、観戦する気満々という感じの一部の保護者たち。グラウンドの一角に、キャンプで使うような4本脚の大きなテントを張り、椅子やテーブルを並べ、まさに満を持しての観戦態勢です。そのベースキャンプを拠点に、子供の出番が来ると、ビデオカメラを三脚に立てて撮影しています。古臭いビデオカメラを手に掛けて、片手で撮影している時点で、すでに私は先輩パパたちに大きく遅れをとっていました。

また、我が家も先日、他の家族が颯爽と使いこなすさまに気圧されて一番安いデジタル一眼レフを買いましたが、運動会ではあくまで動画が主流ですので、静止画を撮る人の気合いはさすが。「一番安いデジタル一眼レフ」で撮影に臨んでいる人はほとんどいなくて、もの凄い(と素人目にうつる)カメラや望遠レンズを駆使しての撮影が目立ちました。我が家のデジタル一眼レフが、普段より一回りも二回りも小さく見えたものでした。
ビッグニュースを取材するために群がったマスコミ関係者を容易に想像させるグラウンド脇の光景とは対照的に、カメラの先では児童がのびのびと頑張っています。子供らのやっている内容が20数年前とほとんど変わっていないため、それを懸命に撮影しているパパたちが滑稽にさえ思えてきます。決して、小さいカメラの負け惜しみではありません。

「ファインダー 越しにしか見ぬ 子の姿」
咄嗟に思いついた小生のつまらぬ川柳ですが、花火大会なんかもそう。この目でしかと見守ってやりたいものです。
花火大会と違って、運動会では望遠レンズ越しでないと遠過ぎて見えなかったりすることも多々ありますが・・・。

Posted by 2013/05/27

骨盤臓器脱/尿もれ 無料電話相談キャンペーンのお知らせ 6月24日ー

ひまわり会と女性の排尿障害を考える会の共催による、全国無料電話相談キャンペーンが開催されます。
今回より愛媛県松山市のクリニックが参加します。
梅田ガーデンシティ女性クリニックもこのキャンペーンの中心として4日間参加します。
お困りの方は是非この機会にご相談ください。
全国の医療機関の詳細は掲載の写真をご参考にして下さい。

Posted by 2013/05/19

産婦人科学会

こんにちは。お久しぶりです。加藤です。
日本泌尿器科学会総会が4月終わりに開かれた札幌で、日本産婦人科学会総会が5月10日から12日まで開かれました。
札幌は例年なら桜が見られる時期だと思い楽しみにしていたのですが、残念ながらまだでした。
今回は「腹圧性尿失禁患者に対する骨盤底筋トレーニングガードルの評価」というタイトルで発表しましたが、
骨盤臓器脱や尿失禁について産婦人科の先生方の関心はあまりないように思いました。
もっともっと関心をもってほしいものです。
写真は学会のランチョンセミナーで配られた弁当です。
卵焼きが北海道の形をしています。面白くて思わず写真を撮りました。

Posted by 2013/05/17

花粉症

まんぷくです。
今年の春は花粉症に悩まされました。ここまでひどいのは初めてで、アレルギーの薬を毎日飲んでいました。
ここ2-3日はだいぶマシになってきたので、薬をやめてみたのですが、鼻水が止まらなくなりました。
しばらくはまだ薬が必要かと思います。。
先週腹腔鏡下仙骨固定術をされた方の経過は順調です。わたしのアレルギーも順調におさまってほしいものです。

Posted by 2013/05/13

学会へ行ってきます

 こんにちは、なりちゃんです。明日から札幌にて日本泌尿器科学会総会が開かれます。一年で最も大きな泌尿器科学会なので、尿失禁や骨盤臓器脱に対する新しい話題がないか探してきます。でも札幌といえば「グルメ」ですよね~。肉・魚・野菜どれも美味しいものばかりです。太った姿にならないよう気をつけながら勉強したいと思います!

Posted by 2013/04/24

観桜会

「くりぼう」です。
4月も下旬に入り、来週からは早くもゴールデンウィーク突入ですが、先日の冬のような寒さには参りました。タンスにしまい込んだコートを慌てて引っ張りだした方も多いのではないでしょうか。
折しもその日は地元金沢で医局の観桜会が開催され、私も教室員の一人として参加しました。金沢駅ホームに降り立った瞬間、温かい温泉と思って足を入れたら実は水風呂だったかのような寒さに襲われました。吐く息が真っ白なのが妙に新鮮で、皆が一様に俯き加減で家路を急ぐ中、白い吐息の漂う様子に興じておりました。

桜の花もとうに散ってしまってからの観桜会のはずが、まだつぼみも硬いうちからの観桜会のようになり、いずれにしても花とは随分縁のない会だなと苦笑い。しかし、新入局員や新社会人の謙虚で初々しい挨拶は、外の花っ気の無さを補って余りあり、単身赴任で新しい環境に置かれた我が身には共感の連続でした。

富山の自宅に帰り、翌日は写真館で娘の入学祝の記念写真撮影。被写体はともかく、雰囲気としては良い感じの写真が撮れ、決して安くはない料金ではありますが財布の紐も緩みがちというもの。
・・・と、ここまでは平和な春の週末でしたが、私が大阪へ戻ろうとした頃から娘が発熱。後日、B型インフルエンザと判明し、無遅刻無欠席の夢は儚くも途絶えてしまいました。

「衣替え(先週から半袖で出勤していました)、観桜会、インフルエンザ」
正しい順番に並べ替えよと言われても誰も正解出来ないような今年の気候ですので、皆さんも体調管理にはくれぐれもご注意を。私も、旨いモン喰って酒飲んで、免疫力を高めておきます。

Posted by 2013/04/23

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