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中曽根康弘元首相と渡辺恒雄(ナベツネ)さん

日本泌尿器科学会が名古屋で開催されています。
その中の市民公開講座「巨頭は語る、わが国の将来ー政治、経済、医療ー」に中曽根康弘元首相、渡辺恒雄読売新聞主筆が垣添忠生元国立がんセンター総長の司会による鼎談で意見をのべられました。

3人は東日本大震災に触れたのち、意見を交換されましたが、特に医療の現状について、ナベツネさん「管首相は薬害エイズの問題で名を上げたが、医療についての知識は貧困、厚生労働大臣にもまともな人を選んでいない。」「厚生労働省を医療介護省と労働省にの二つに分けるべき、民主政権は労組の絡みで社会保険庁の不祥事も見て見ぬ振り。」と手厳しい。

勤務医の過酷な生活についても「内視鏡外科の手術の名手の給料がわが社の平記者の給料と同じというのはおかしい」などと述べられた。

読売新聞には医療情報部というしっかりした部局があり「医療ルネッサンス」をはじめ医療についての優れた特集を組んでこられ、さすがにその新聞のトップも知識が豊富だなと感心しました。

総理大臣には持っているべき資質というものがあり、最近の首相にはそれがないから日本が不幸だと嘆く3氏でした。

なかなか興味深い鼎談でした。

明日はノーベル物理学賞の益川敏英さんと作家の五木寛之さんが登場します。
また、ご報告します

Posted by 2011/04/22

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