尿失禁・骨盤臓器脱などの女性骨盤底疾患を主な対象とした女性のためのサイトです。

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泌尿器科医になった理由①ー女性泌尿器科医シルコのブログー

太陽のテンションが高すぎる大阪です。
今日も太陽ノリノリ、ホットな1日になりそう、いや、なってますメラメラ
熱々のコンクリートの上で寝ると、本気で火傷しますので、寝たらあきません。
以前救急をしていた時、酔っ払って熱々のコンクリート上でお休みになられて、背中にコンクリート模様の火傷つくって運ばれてきた人がいました。
夏は色んなモノに注意です。
今日のブログは非ウロギネ類、思ひでポロポロ科、といったところです。脱線しつついきます。
長くなりそうなので、暇な人はお付き合い下さいませ。

とりあえず、初めての方は、ウロギネ(骨盤臓器脱・尿失禁を扱う科)という言葉を知って帰って、また来て下さい笑
今でこそ、日本泌尿器科学会総会に行くと、女性の泌尿器科の先生方を沢山お見かけしますが、私が泌尿器科になると決めた10年前は、そのもっと昔程ではないけど、とても珍しがられました。
今でも
『何故泌尿器科になったの?』
と、よく聞かれます。
やはり、泌尿器科=男性の科というイメージが根強いのでしょう。
実際、属してる医局で私は県内2番目の女医で、今年は4年振りに4番目の女医さんが入局!という
嬉しいニュースがあり、5月にあった新人歓迎会に大阪から駆け付けました。もちろん、メンズの後輩もかわいいけど、同性の後輩は今まで1人だったので、倍嬉しい(笑)

で、何故泌尿器科に?という理由ですが。

『女医の泌尿器科医って少ないから、これから需要があると思って』と、それらしい理由が言えるとかっこいいんですが、実は『同期の子に誘われたから』という、言ってしまえば、部活のノリかよ!、的な感じで決まってしまったのです。

ちょうど私が医者になった時から、「初期臨床研修制度」なるものが始まって、2年間かけて主要な内科、外科、麻酔科、救急、精神科、小児科、産婦人科とプラスα自分の回りたい科を回る、というスーパーローテート制度が始まりました。(今のスーパーローテート制度の内容はわかりませんが。)
全身を診れる医者になってほしい、という国の意向の一環だったような。

初期臨床研修を行う大学や一般病院それぞれに、上記の規定を盛り込んだ独自の2年間の研修パターンが組まれていて、回るメンバーもその2年間でかわっていきます。
一つの大きな病院(◯十字、◯生会、◯立病院など)での2年間スーパーローテートとなると、15~16名?程度の同期がいて、同病院をそのメンバーでぐるぐると組み合わせが変わりながら回っていきます。しかし、私が選んだ大学での研修制度では、結構な人数が3つ位の大きなローテートパターンに分けられれ、またそこからメンバーを組み合わせていく、といった感じだったので、いつも見知った顔のメンバーと組む感じではなく。
私が属したローテートパターンは「半年大学病院→1年外病院→半年大学病院」というもの(大学病院での研修の場合、1年外病院での研修が必要)。奇しくも後半1年半一緒だった同期が二人いて、そのうちの1人Zがずっと、「俺は泌尿器科になる」と言ってたんですが、当時は泌尿器科になる気などこれっぽっちもなくて、私は形成外科医目指してました。小耳症の耳つくったり、口唇裂治したりとか、そっち系に興味があったんですねー。

ああっと、脱線しまくって長くなったので、続きはまた次回にまわします。決して次のブログに繋ごうという、確信犯的なものではございません笑
一応、理由も書いたことですし笑

では、良い日曜日をお過ごし下さい
私はマラソントレーニング頑張りますDASH!

Posted by 2015/08/15

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