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日本骨盤臓器脱手術学会(JPOPS) が沖縄で行われました

3月22日から24日の3日間、沖縄コンベンションセンターで日本骨盤臓器脱手術学会(JPOPS)とAsia-Pacific Urogynecology Association (APUGA)とのjoint meeting が開催された。

JPOPSは私が理事長を務めている骨盤臓器脱の手術に特化した問題を扱う学術団体で今回で第13回目の学術集会である。
4年前に故・島田誠代表の下で沖縄開催が決まりかかっていたのだが、島田先生の体調がすぐれず実現しなかったという経緯がある。
琉球大学泌尿器科斎藤誠一教授に沖縄開催を引き受けていただき、宮里実准教授の辣腕で素晴らしい学会となった。
小さな学会と小さな国際学会とのジョイントという面白い組み合わせで色々なセッションがそこそこ盛り上がっていた。
首里城下のレストランを貸し切りにした会長招宴に始まり、1日目のAPUGA、2日目のAPUGA/JPOPS、3日目のJPOPSと会場は熱気に溢れていた。
手術手技に特化した学会ということで動画シンポジウムをNTR、TVM、LSC と3つ設定し、若い先生方を中心に発表してもらった。
自画自賛になるが、これまでのJPOPSで最も充実した会だったと思う。
個人的にも毎日講演とか座長とか、宴会での挨拶で思った以上にきつかった3日間だったが、多くの方々との意見情報交換もできたこと、中でもPMDAの方と貴重な情報共有もできたことは今後の学会の課題を考える上で大きな収穫であった。
APUGA のpresident prof. Su から感謝の言葉をいただけたので疲れも心地良いものになった。
来年の会を楽しみにしたい。

Posted by 2019/04/29

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