尿失禁・骨盤臓器脱などの女性骨盤底疾患を主な対象とした女性のためのサイトです。

ブログ

こんなに大きいTVM研究会の影響

今日はFLUTS & PF meeting 出席のため東京に来ている。
黄砂の影響で大阪の空は白くかすんでいたが、東京は青空がのぞき、飛行機からは雪を冠った富士山が伊豆半島とともに良く見えた。日本は美しい。

このmeetingの参加メンバーは泌尿器科と婦人科の医師がほとんどで先週末のTVM研究会でお会いした方々と1Wぶりの再会である。

今日、驚いたのは、TVM研究会で発表された日本版のElevateやUpholdなどの仙棘靭帯にメッシュ脚を通すスモールメッシュ手術を早速試したエキスパートが2人いたことである。
実は私も火曜日に1例、子宮脱に対してElevate型のTVMを施行したのだが、TVM研究会の影響力はなかなかすごい。

私としては亀田の野村先生の尿失禁手術に対する情熱的な講演を聴いて、今週からAdvantage Fitを用いたTVTを再会した。非常に丁寧なメッシュの留置を2人の方に執刀した。結果が非常に楽しみである。

このようにエキスパートの最先端の蘊蓄を知ることができるTVM研究会の存在は大きい。
次回から「骨盤臓器脱手術手技研究会」と名前を変えての開催となるが、12月札幌での開催まで過渡期と言われているメッシュ手術の変遷とエキスパートの動向から目が離せない。                                
                                                  竹山政美

Posted by 2013/03/09

▲ このページのTOPへ戻る