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IUGA(ダブリン)に参加、発表
5月28日から6月1日まで、ウロギネコロジーの国際学会、international urogynecology association (IUGA) の annual meeting がアイルランドの首都 ダブリンで開催された。
この学会は今後の女性泌尿器科診療がどのようになって行くかを知る上で重要な情報が得られるので毎年参加している。
アイルランドに渡航するのは初めてであったが、素晴らしい自然と歴史を持った国であることを実感した。
骨盤臓器脱の治療の選択肢として、腹腔鏡下仙骨腟固定術に習熟する必要性も強く感じたが、私が実施し、また教えているTVM手術の成績が国際的には際立ってよいことを再認識した。
写真に写っている有名なDr. Shull などはメッシュを用いないPOP手術に絶大なる自信を表明しておられ、多くの演題が腟式メッシュ手術後のリペアについてのものであり、考えさせられる点は多かった。
学会の合間に訪れたアイルランドの自然の素晴らしさは想像以上で、快活で人なつっこい人も多く、住みたい国のNo.1であることも理解できる気がする。非常に有益な学会であった。明日からの診療に情報を生かしたい!
Posted by 2013/06/03