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国際学会~IUGA(international urogynecology association ) Vol.1
こんにちは。冨田です。
竹山先生と共に、アイルランドの首都ダブリンで行われたIUGAに参加,発表してきました。
世界中から女性泌尿器科をを専門にする先生方が集まる学会ということで、刺激的な4日間でした。
約15時間のフライトの後、ダブリンに到着するとやや肌寒く、準備していたスプリングコートを羽織ります。北海道よりも遥かに高緯度である割には寒さはそれほどでも。メキシコ湾流の影響により冬でも平均気温は東京都心と大差無いのだとか。
学会初日に私が選択したのはCadaver Labといって解剖に関するsessionです。実際に、血管や神経の走行がどうなっているのか、著名な先生方が説明してくださいます。普段の手術時に疑問に思っている部分が明らかになり、目からウロコです。百聞は一見に如かずとはこのこと。日本ではできない経験であり、これだけでも国際学会にきた価値があるのではないかと思うほどでした。
リスニングの苦手な私も実際に目の当たりにする状況を加味しながら必死に聞き取ります。私のくだらない質問にも丁寧に答えてくださり、感無量。初日から興奮が高まります。日本からも著名な先生方が参加されており、勉強の後は情報交換。このような著名な先生方とゆっくりお話しできるのも国際学会ならでは。
このようにして国際学会は始まりました。
日本の骨盤臓器脱治療に役立てたいものです。2日目以降は次回に
画像は学会会場の写真です。
Posted by 2013/06/06