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第8回骨盤臓器脱手術手技研究会に行ってきました。
札幌で第8回骨盤臓器脱手術手技研究会が開催されました。
今回は6日、7日、8日の3日間、毎日仕事をいただいていて朝から晩まで多忙でした。
6日は時計台病院でのライブサージェリーで執刀しました。最近行っているエレベート型TVMの良い適応の症例だったので20X15cmのメッシュから切り出したメッシュを用いた手技を選択。
今回は福島、成本両医師と久保田看護師を帯同し4人のチームで手術は非常にスムーズに行うことができましたが、参加者70名の前で執刀するのはさすがに緊張します。
最近やっと手術の要点をつかんだ仙棘靭帯穿刺によるエレベート型TVMですが、泉北藤井病院では坐骨棘周囲から剥離時に出血を見ることがあります。実はこのライブの前に悟るところがあって、試してみたところ全く出血もせず、メッシュの展開も実にうまくいってほっとしました。わが優秀なチームの皆、特に久保田さんに感謝。
夕方から幹事会で今後のメッシュの動向と研究会の立ち位置について熱い討議がかわされました。
また諸々の理由から研究会の名称が「日本骨盤臓器脱手術学会」と変更されることになりました。
島田誠代表の努力とリーダーシップで難局が乗り越えられそうで、これも感謝です。
また次回は沖縄での開催となりましたが今から楽しみ。
夜は会長招宴、有名な「平松」というフレンチレストランで素晴らしいディナーをいただきました。
一夜明けて7日は研究会本番、私はシンポジウム『TVM手術の展望』のシンポジストの一人としてメッシュ手術の総括とこれからの術式の選択について私見を述べました。
夜は会員懇親会、2次会は野村先生の飲み会、人数は50名にも及ぶ大宴会となりました。野村先生の快進撃に拍手。
8日は手術解剖のセッションで、コンダクターの一人を務めました。
この研究会、まだまだ言いたいことの言える雰囲気があり次回もたのしみです。
Posted by 2013/12/10