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国際学会(IUGA)の報告
昨年は移動先もなかなか決まらない中参加できなかったinternational urogynecology association の40周年大会に参加しました。
気候の良い南仏プロヴァンスのニースでの開催とあって日本からも多くの方が参加されていました。
国際学会に参加する意義はオピニオンリーダーや企業の動きから世界的なトレンドを肌で感じて流れに乗り遅れないようにすることです。
亀田総合病院ウロギネコロジーセンターのJimmy こと野村昌良先生の国際的ネットワークにはいつも驚かされるが、還暦を過ぎた私にもまだまだやるべきことがあると感じられます。
この1ー2年、世界のトレンドは変わっていないようで、私のできることは質の高いフランス式の腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)を広めることと経腟メッシュ手術の再評価であろうと再確認しました。
ドゥテラック先生の紹介で、IUGAのLSCグループから日本でLSCのグループをまとめて研修会を開くように要請された。野村先生と頑張ろうということになりました。
まずは「LSCテクニック」の出版に全力で取り組むことと、来年は「TVMテクニック」の全面改訂も視野に入れて、やれることはまだまだあると再確認してフランスを後にしました。
Posted by 2015/06/16