2013年3月に開始した私個人の腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)執刀例数が100を超えた。

100例目と101例目は鹿児島、新村病院の症例。

静岡済生会病院で安倍先生の手術を見たのがきっかけで始めることになったこの手術、やはり100例で見えてきたものがある。言葉にできない

安倍先生、野村先生、成島先生、市川先生らの工夫と検証でフランス式を越えた精緻な「日本式LSC」が確立されつつあるように感じる。

POPのメッシュ手術に最も重要なアンカリング、そのための妥協しない剥離と縫合がこの術式のキモだ。

先日の日本女性骨盤底医学会でも大きな流れがLSCに向かっているように感じたのは私だけではないだろう。

今日は１０８例目のLSC、また得るものがあるだろう！