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ICOCAが壊れてしまった！
木曜日の朝、阪急甲陽園駅で改札にICOCAを何度かざしてもレスポンスがなく通れません。
ICOCAは交通系ICカードで、今では関西圏のJR、私鉄、地下鉄、市バスはもとより、関東圏や札幌の交通機関のほとんど全てにカードをかざすだけで乗車できます。
使い始めてから十年ほどになり、そのシステムの原理などは考えたこともなかったが、何年も使っていれば磁気が弱くなってそのうち読み取ってもらえなくなるのではないかと、時々考えたことはありました。
駅員さんに尋ねると、ここではわからないからJRできいてくれと、つれない回答でした。
仕方なく高槻市駅までの切符を買って乗車しました。
高槻市駅からの市バスの乗車にも小銭が必要です。
十年近くも通勤に乗車券を買ったり小銭を探したりしたことがなかったので、その少しの手間が実に煩わしいのです。
便利なシステムに慣れてしまうととても元に戻る気にはなりません。
夕刻、大阪梅田に寄る用事があったので、JR大阪駅で駅員さんに事情を説明すると、機械にかざして「ICチップが壊れているようです。みどりの窓口で再発行の手続きをしてください。」だと。
みどりの窓口でカードを渡すと「今日は再発行の申請をしていただきます。明日以降にどこの駅でも良いのでみどりの窓口にこれを持って行ってもらえばカードの再発行を受けられます。」と言って、カードのナンバーを調べて入力していきます。
カードの情報はどこかのコンピュータに入っているんだということに始めて気づいたと同時にチャージしたお金がパーにならないことがわかってホッ。
ICOCAにはつい数日前に一万円チャージしたところだったので、カードが壊れたら、それもパーになるのかなと思っていたのですが。
翌日、JR西宮駅のみどりの窓口で無事真新しいカードを受けりました。
ほんの小さなピースの不具合でも心身に変調をきたします。
私のアリバイ情報が詰まった侮れないICOCA!
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Posted by 2017/05/15
