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忙しい週末

週末は骨盤臓器脱の情報提供と手術の指導に当てることにしており、頼まれればどこにでも行く。大阪を離れると新しいアイデアが浮かんだりすることも多く、特に忙しさが苦になることはない。とはいえ7月9日(金)からの3日間のスケジュールを振り返って、我ながら感心する。

7月9日(金)

<女性泌尿器科外来> 午前中は泉北藤井病院の女性泌尿器科外来で診察、先日の骨盤臓器脱無料電話相談キャンペーンの影響か骨盤臓器脱の新患が3名来られた。

<教育プログラムで講義> 夕方5時過ぎから骨盤臓器脱の手術に用いるメッシュを供給する企業のトップセールスパーソン達に骨盤臓器脱と尿失禁の手術の講義をする。女性泌尿器科の情報提供活動等も含め2時間の予定のところ2時間半を超える講義をした。さすがに一流企業のトップセールスパーソン、反応と熱気に思わず力の入った講義となった。

教育プログラムで講義

<出版社のインタビュウ> 講義が終わった8時過ぎは大雨、女性医療研究所の三井社長、某出版社の社長とインタビュウをかねて会食、フェミクッション談義に花が咲く。三井社長はツイッターで子宮脱の話題をつぶやくとフォロワーが20−30人増えるとか。骨盤臓器脱の一般書を出版されるとのことで、私のコメントも紹介されるかもしれない。

羽田空港のホテル、エクセル東急泊。

7月10日(土)

<外来診察> 8時のフライトで大阪空港に向かう。9時30分、梅田ガーデンシティ女性クリニック着、午前中は外来診察。

<ひまわり会総会で講演> 13時30分から中央区の某医薬品メーカーの会議室を借りて「第7回ひまわり会総会」。第二部では私も講演する。外はうだるような暑さ、年配の会員が多いので欠席者がおおいのではと心配。

「ひまわり会」は骨盤臓器脱や尿失禁を克服した患者さん達のボランティア団体で、自らを語る院内ボランティアや電話相談によって患者目線の情報提供を行っている。この人たちには自分たちの受けた治療についてある程度詳しい内容を知っておいてほしいという思いから第二部では「女性泌尿器科の基礎」と題してTVM手術やTVT手術の解説もおこなった。30分の予定が50分近い講演となった。

私の講演に続いて泉北藤井病院副院長の講演「生活習慣病について」と加藤稚佳子院長の「骨粗鬆症の話」があり、いずれも熟年以降の会員さんたちには好評でこれから、3ヶ月に一度、勉強会をすることになった。

ひまわり会総会

<ひまわり会幹事会> 17時から近くのレストランで「ひまわり会幹事会」、10月16日に札幌で行われるウロギネ女性の会主催「骨盤臓器脱市民公開講座」に会長以下2名が参加することを決めた。

7月11日

<医療法人良秀会研究発表会で教育講演>

医療法人良秀会は3カ所の病院を含めいくつかの医療機関から成る。年1回の研究発表会には各施設から多くの演題が寄せられ各施設間の相互理解という点からもなかなかよいイベントである。朝一番9時30分から教育講演を行った。「女性泌尿器科と骨盤臓器脱の話」と題して、前任の病院での女性泌尿器科外来立ち上げからブランディングの苦労をのべ、骨盤臓器脱に対するTVM手術のコンセプト、手術成績、今後の展望等について講演した。メディアへの積極的な働きかけなど、ブランディングの苦労を述べた最初の部分が好評だった。

これで3日連続の講演を終えた。

<ジャズダンス> 午後は楽しいジャズダンス、全身使ってステップ踏めば、疲れも飛んでいく。先生にほめられるのは何年ぶりか。

<関西ツイッターサミット女子部、今回は男子もありよ> 6時30分から梅田、ブリーゼブリーゼのホールでのツイッターサミットにクリニックの看護主任遠藤さんと出席した。第一部、ゲストが女優のいとうまい子さんをはじめとして数名、楽しいトークを繰り広げ、知識として得られたものはあまりなかったが、「ツイッターしているのはこんな人たちなんだ」という感慨とこのホームページと連動してツイッターを病気の情報提供に使えないかなという思いがある。ちゃっかり「いとうまい子」さんにフォローしてもらい感激。

関西ツイッターサミット

第二部は懇親会、写真のようになんと大勢のひとひと。遠藤さんとミーハーとなり、いとうまい子さんとスリーショット。遠藤さんはじゃんけん大会でアップルのTシャツをゲットした。おめでとう。

こうしてなんと忙しかった週末が幕をおろした。

いとうまい子さんと

Posted by 2010/07/18

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