尿失禁・骨盤臓器脱などの女性骨盤底疾患を主な対象とした女性のためのサイトです。

ブログ

twitter

最近、tweet している。英辞郎によれば tweet の日本語訳は「さえずる」に加えて「twitter でつぶやく」とある。昨年あたりからtwitter 人口は爆発的に増加していると言われている、もちろん世界規模で。なるほどとうなずいてしまう今日この頃である。

私がtwitterを始めたきっかけは iphone ユーザーになったことにある。購入するやいなや、たちまちにして私の日常を支配したこの小じゃれたコンピューターを持ち歩くと、誰でも自然とつぶやきが生まれることに気がつくだろう。ユーザーネームとパスワードを設定すればだれでもつぶやくことができる。ツィッターの世界にはいろいろな色彩のつぶやきがあり、公共的なものからきわめて私的なものまで多岐にわたる。もちろん品性もさまざま。その目的は商品の宣伝あり、自分のブログの読者を増やすためのものなどをはじめとしてあまりに獏として全貌は定かでない。一つの驚きは多くの人が本名でつぶやいていることである。私は自分の行動や思考を職場の人たちに知っていてほしいと思い日記代わりにつぶやき始めたが、未だその人たちにはあまり顧みられていないようである。一方で2ヶ月間に1200人もの人にフォローされ、何か別の可能性が見えてきたような気がしている。

最近のツイートから。

「緊張と弛緩。仕事をするときは圧倒的な集中力でバリバリと仕事をこなす。オフは思いっきり遊び、リフレッシュする。ほとどの人は「緊張」を重視し、「弛緩」を軽視するから、肝心なときに「緊張」する余力が残っていない」「人の強みよりも弱みに目がいく者をマネジメントの地位につけてはならない。人のできることに目の向かない者は組織の精神を損なう。」「日本には謎の鳥がいる。正体はよく分からない。中国から見れば「カモ」に見える。アメリカから見れば「チキン」に見える。日本では「サギ」だと思われている。でも鳥自身は「ハト」だと言い張っている。私はあの鳥は日本の「ガン」だと思う。 かんべえの不規則発言より」

私のツイート。 「こんばんはみなさん。今日で4日間の電話相談キャンペーンが終わってほっとしています。某大手新聞2紙に告知していただいたおかげで梅田のクリニックだけでも190件もの相談が寄せられました。多くの患者さんが人知れずなやんでおられるということです。」「このような患者さんに正しい情報を提供する方法をいつも考えていますが、誤った情報が多すぎて正しい情報がかすんでしまうのは困ったことです。ウェブサイトも多すぎて、しかも正しい情報を伝えるサイトが上位にあるとは限らない。何かすぐれた方法はないものでしょうか?」

私のユーザーネームはgh_sammy まずはフォローしてみては!!!

竹山政美

写真は ル・コルビジェ展/愛媛県立美術館と松山の病院にて

Posted by 2010/06/29

はじめまして山口です

はじめまして、山口です。

先週土曜日は、愛媛にもどり、南松山病院で婦人泌尿器科外来、午後は竹山先生とともに骨盤臓器脱手術(TVM手術-ハンズオントレーニング)、夕方から新愛媛泌尿器科研究会でTVMに関する講演会に出席してきました。竹山先生のご講演を聞き、普段近くにいすぎて忘れがちになっていた、竹山先生のすばらしさ、わかりやすい講演に、改めて感動した次第です。

TVMの手術は、ハンズオントレーニングもかねており、TVM講演会のあとは、愛媛大学泌尿器科の先生方と様々な意見交換を食事を交えながら行いました。今後、よりよい診察そして、TVM手術が愛媛県にも広がっていけばいいなと思いました。

 南松山病院 手術室イケメン看護士です

                                              山口晶子

Posted by 2010/06/28

取材

こんばんは。加藤です。 さて、昨日私は初めて取材を受けました。「朝日ファミリー」の「もう悩まない女性の健康クリニック」で今度「尿失禁」を特集するということで声がかかりました。受けると決まってからが大変。まずスタッフに話すと、服装は、髪型はとアドバイスがありました。(少し違うような気がするのですが・・・・。)他の先生の助けもあり、65枚のスライドを作成し印刷しようとしたら、これが容量オーバーで印刷できず、プリンターの会社の方に来ていただいて設定を変えていただくことになりました。やっとのことで準備を終え、衣装も整え、時間になったのに記者の方がいらっしゃらない、と思っていたら1日間違えていて翌日だったことがわかりました。そして昨日取材がやっと始まりました。1時間半程度でスライドの説明をしました。本当は記者の方が聞きたいことを聞き、それに答えるというようにしなければいけなかったのかも知れませんが、初めてのことで緊張し一方的に話をしてしまったなぁと後で少し反省しました。最後に写真撮影があり終わりました。長い数日でしたが良い経験をさせていただきました。また機会があれば今度はもう少し上手にできるのではと思います。7月の終わりから8月ぐらいに掲載されるそうです。皆様、機会があるようでしたらぜひ見てください。

Posted by 2010/06/24

1日遅れの更新です

 こんにちは、女性にやさしい泌尿器科医です。いつも水曜日にこのブログを更新するつもりでおりましたが、1日遅れでの更新となってしまいました。

大阪もとうとう梅雨入りし、皆様じめじめした毎日をお過ごしではないでしょうか。もちろん私がいた金沢も梅雨は雨が多い(1年中多いのですが・・・)地域ではありますが、もっと気温が低いためか、大阪のムッとするような苦しさとは少し違う気がします。周りの方々は「梅雨があけるとゾッとするような暑さがくるよ」と教えてくれるのですが、暑さが苦手な私は、家庭でも車でも医局や病棟でも常にエアコンが稼働しており、これからの電気代に頭をかかえることになりそうです。今年は夏バテというものを初めて経験するかもしれませんね。

 しかし暑い関西だからこそ楽しめることもありますので、今年の夏は川床や甲子園、はも料理などの夏の風物詩を楽しみながら乗り切りたいと思います。暑い夏を楽しむ方法があれば是非おしえてください。

Posted by 2010/06/24

少しずつ

こんにちは。 加藤です。

先日看護師より患者様用の「間質性膀胱炎」のパンフレットを作成したので見てほしいと相談されました。

泉北藤井病院と梅田ガーデンシティ女性クリニックで女性泌尿器科を診察するようになって、9ヶ月になろうとしています。

最初は診察器具や手術道具を1つずつ揃えていくという状態でした。

看護師も経験者は数人で、ひとつずつ決めたり説明したりしながら進めてきました。

その中で最近は看護師たちも自ら勉強し、パンフレット作りや骨盤底筋体操の指導など行っています。

皆様にとってはまだまだまだと思われることもあるかもしれませんが、スタッフ一同この分野のエキスパートになるよう日々努力を重ねていますので暖かい目でみていただければと思います。

またご指摘もいただければ改善していきたいと思います。

Posted by 2010/06/18

骨盤臓器脱の電話相談

こんにちは、女性にやさしい泌尿器科医です。

ブログ内でも御紹介したように、来週から骨盤臓器脱についての電話相談が始まります。それに向けて泉北藤井病院でも準備を進めているのですが、わが病院では初めての参加となりますので、スタッフ一同緊張と期待と不安が入り混じった心境です。おそらく電話をしてくださる方の多くは他人に相談できずに悩んで受話器をとられる方だと思いますので、少しでもその心配を和らげられるような応対を心がけたいと思っております。

 

 最近見たTV番組の中で「セカンドレイプ」という言葉を目にしました。性的暴行を受けた女性が、受診した医療機関でスタッフから心ない一言をかけられることで、さらに心の障害を負ってしまうというものだそうです。これは決して稀なことではなく、多くの被害女性を苦しめる一因になるとのことでした。

 私たちの外来へ相談に来られる患者さまの中にも、他の医療機関で心ない言葉をかけられてショックをうけておられる方が大勢いらっしゃいます。たとえば「歳のせい」、「精神的なもの」といった患者さま御自身が悪いような言い方をされたり、「あなたが我慢すればいい」や「これは仕方がない」などのあきらめとも言えることでかえされた方も見えられます。その多くが本来治る疾患であり、適切な治療をすることでその後の生活を快適に過ごすことができるようになります。そういった御話を聞くたびに自分が同じようなことを言っていないか気になることも度々あります。少なくとも自分だけは患者様を傷つけることがないよう心がけたいと思います。他人に相談できずに悩まれている方は、気軽にご相談ください! 

Posted by 2010/06/16

骨盤臓器脱と無料電話相談キャンペーン

6月21日から「ひまわり会」などの患者会と全国8つの医療機関の共催で女性の骨盤臓器脱/尿もれ無料電話相談キャンペーンが開催される。骨盤臓器脱などの女性特有の疾患はQOLを著しく損なうにも関わらず患者さんが最新の治療にたどり着くことはなかなか難しい。最近でこそ時にテレビや雑誌に取り上げられるようになったが、まだまだ正しい知識が患者さんに届いているとは思えない。子宮に問題がなくても子宮摘出が行われ、その後間もなく膣断端脱として再発した患者さんが何人も私のクリニックに来られる。もっと早く受診してほしかったと思うことが日常茶飯事になっている。TVの番組で取り上げられる際には、制作者の意図する流れで番組が作られていて必ずしも正しくない知識が広まることに危惧を感じる。電話相談キャンペーンは私が代表をしている「女性の排尿障害を考える会」の会員の医療機関と女性泌尿器科の元患者の会「ひまわり会」がエキスパートの視点と患者さんの視点で患者さんの相談に乗る催しである。敷居の高い医療機関に受診するのにためらいのある患者さんも電話でなら気軽に相談ができる。新聞各社のご好意で告知記事が出た際には各機関100ー200コールもの相談が寄せられる。とても十分に対応できるわけではないが、希望者には詳しいパンフレットを作って郵送する。相談された方の30%程度のかたは受診される。電話で話すことにより受診に対する心理的な障壁が低くなるのかもしれない。一人でも多くの患者さんに最新の治療を受けていただきたいという思いから年に数回の電話相談を始めてからもう8年目になる。その間に骨盤臓器脱に対するTVM手術を1200例、尿失禁に対するTVT/TOT手術をやはり1200例執刀した。いずれも国内では最多の件数である。手術成績は非常に良い。今後も多くの患者さんに最新の治療を届けるために電話相談を続けていきたいと思っている。また、この電話相談キャンペーンには新聞各紙の記者さんたちの理解と協力があって初めて成り立っている。この場を借りて心から感謝したい。 竹山政美

Posted by 2010/06/16

札幌の女性産婦人科医F先生

私が初めて札幌に手術によばれたのは2006年10月だから、もう3年8ヶ月も札幌に定期的に行っていることになる。札幌医大の臨床教授でもある美人の産婦人科医のF先生は子宮内膜症の第一人者であるが、ある日偶然、私の前任地の病院での手術を見学されたのをきっかけに女性骨盤底の再建に手を染められることになった。以来F先生のTVM手術症例は400例以上にのぼる。最初は私が手術をし、F先生が第1助手で行っていたが、最近では難しい症例が私の出張日に振り当てられていて、その他は主にF先生が実施しておられる。札幌医大の解剖学教室での新鮮凍結遺体を用いたメッシュ手術の安全性の検討の際にもお手伝いしていただいたし、いまや北海道での骨盤臓器脱手術の草分けでもあり第一人者でもある。彼女の仕事の量は私が知るようになってからでも尋常では無い。いつもパワフルで講演に手術にと超人かと思うほどで、西に東にと駆け回っておられた。いつか倒れる、とみんなが思っていた通り、そんな彼女も人の子であったことが発覚した。4月末に突然不明熱で病床に倒れられた。これで私の北海道出張も終わりかと思っていたところ、今回回復されたお元気な先生にお会いできて、ほっと!! 「これからはペースを落とします。」とのこと、まこと命あっての物種。これからも元気で北海道の骨盤臓器脱の星としてがんばってほしいものである。

Posted by 2010/06/11

ちょっとした気遣い

こんにちは、女性にやさしい泌尿器科医です。私たちが働く梅田ガーデンシティ女性クリニックおよび泉北藤井病院では、日々多くの女性が他人に相談できない病気や悩みで来院されております。当然外来・病棟におられる患者様たちは女性が大多数を占めます。また診療にあたる医師も女性が半数であり、看護師やその他の職員も女性が多い職場です。手術の際には竹山院長と私以外のすべてのスタッフが女性ということも多々あります。最近ではそんな職場環境にも慣れてきたためか自分が男性であることを忘れていることもしばしば経験いたします。

 そんな中、今日の手術では狭い場所へカテーテル(細い管)を挿入するという場面がありました。その手術は泌尿器科医であれば当然のものとして淡々と進めるものではありますが、今日はスムーズに進まず、そんなときに限って次々に対処しなければならない業務連絡が入ってきます。一瞬どうしようかと焦っていたところ、一緒に手術をしていた先輩の美人泌尿器科医が何気ない素振りで手を差し伸べてくれました。カテーテル操作の加減だったのだと思いますが、冷静に私の様子をみて適切に助け舟を出してくれたことで、手術は大成功に終わりました。あわただしい一連の業務が終了したところで、ふとその気遣いに対する感謝の気持ちがこみ上げてきました。そういった目でみると一緒に働くスタッフの多くが私に対してたくさんの配慮をし、わからない所で補ってくれていることが見えてきます。最近忙しさにかまけて、そうした優しさや気遣いに目がいかなくなっていた自分に反省です。仕事の終わり間際になって、反省している私へ美人泌尿器科医からカステラとチョコレートの御褒美が届き、細かな心くばりの大切さを実感した次第です。

 もうひとつ、泉北藤井病院では毎週当直業務があります。今日のお昼に食堂で、「当直の朝の食事が少ないな~」と言っていたところ、明日の朝食のパンの隣にそっとバナナが添えられていました。そんな栄養士さんの気遣いにも感謝しながらこのブログを書いています。

 最初にも述べましたように、私の担当する患者様の多くは女性であり、そういった気遣いが治療の大きな要素となってくると思います。今日はそういった大事な気遣いを再確認することができた貴重な一日でした。皆様これからも宜しくお願いいたします!

Posted by 2010/06/09

賑やかな待合室

こんにちは、外来看護師の遠藤です。

本日の外来はとても賑やかでした。

病院の待合室というと、たいてい想像するのは静かで、

具合の悪そうな方がいたり、各々が本を読んだりしている様子ですが、

当クリニックの待合室はいつもとても賑やかです。

女性にはおしゃべりが好きな方が多いですが

初めてきた病院は誰しも緊張するものです。

当クリニックの待合室ではひまわり会(元患者の会)のボランティアの方が

そんな緊張状態の患者様にご自分の体験談や感想を話しながら、

親身に相談に乗って下さっています。

今まで人には言えず、一人で抱えていた悩みが

同じ体験をし、しかも克服した方から話を聞くことで、

明るく前向きに捉えられるようになったと話して下さいます。

私も待合室から笑い声や賑やかなおしゃべりが聞こえてくると

つい嬉しくなって覗きに行ってしまいます。

しかし、患者様呼び出しのアナウンスが聞こえなくなってしまうので、

皆様ほどほどにお願いいたしますね。

Posted by 2010/06/09

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