尿失禁・骨盤臓器脱などの女性骨盤底疾患を主な対象とした女性のためのサイトです。

ブログ

外来看護師の遠藤です。電話相談も終わり、慌ただしく10月ももう終わろうとしています。
診察室のカレンダーも来年を見ることが増えてきました。
 今年もあっという間に過ぎてしまいそうです。

10月は乳がん啓発早期発見キャンペーン期間ということで、自宅近くのビルがピンクリボンに
イルミネーションされていました。
こういった啓発活動に賛同する企業やマスコミによって検診の必要性や認知度が上がり、早期に発見され救われている人が多くいらっしゃるのでしょう。

骨盤臓器脱という病気も昨日まで行っていた電話相談などの啓発活動により、病気への関心が高まり受診への第一歩となればと思い、私もお手伝いをしていました。
本当に多くの方とお話しさせてもらい、感じるのは「どこにかかったらいいのかわからない」「このままどうなっていくのか知りたい」などなど たくさんの不安の声があることです。
自分の病気について知識が不十分であり、情報も少ないことでみなさん不安なのだと思います。

このホームページやブログも一人で悩みを抱えている人の助けに微力ながらも、なればうれしいです。。。。

遠藤

Posted by 2011/10/28

電話相談

こんばんは。加藤です。
今電話相談が終わったところです。今回も多数の方からお電話があり、いろいろなことをお話ししました。私が最初に電話相談を担当したのは3年前でしたが、そのころから相談内容も少しずつ変わってきているように思います。3年前は恥ずかしくて悩んでいたのだけれどというご相談が多かったのに対し、今回は病院で治療を受けている(受けた)のだが、これでよいのかというセカンドオピニオン的なものが多かったです。この3年の間に女性泌尿器科疾患について認知されてきているのだなあと感じました。それでも外来に来られる方はだいたい○○年悩んでましたと言われる方が多いです。もっと早く来ていただけるようこがんばりますのでこれからもよろしくお願いします。

Posted by 2011/10/27

おはようございます。

寒い朝となりましたね、岡本です。
だんだん冬に向かっているようです。
昨日は電話相談で夜間頻尿の相談を受けました、寒くなってくると自然にトイレに行く回数が増えてしまいますよね。当院は骨盤臓器脱や尿失禁に限らず、こういった頻尿等の相談にもしっかり対応していきます。
悩んでいる方は是非1度ご相談下さいね。

Posted by 2011/10/27

御無沙汰しております

こんにちは、なりちゃんです。約半年ぶりの登場で、少し緊張気味です。堺市の泉北藤井病院にずっとおりますので、梅田ガーデンシティ女性クリニックの患者様となかなか御顔を会わせる機会がなく、寂しく思っております。ただ泉北藤井病院にて本格的に女性泌尿器科外来を開設して以来、徐々に知名度も上がってきており、御相談に来られる患者様が増えつつあります。大阪南部、和歌山県には女性泌尿器科を専門とする施設がないため、今でもどこに相談すればよいかわからず、色々なところから情報を得られて当院に行きつく方が多いのが現状ですので、電話相談などを通して多くの患者様に知っていただく努力を続けてゆきたいと思います。 来週からはブログに復帰いたしますので、見られた方は是非声をかけてください。

Posted by 2011/10/25

電話相談実施中です。

おはようございます。
ほとんどブログに登場しない川口ですが、久しぶりに書き込みさせていただきます。本日は当直でしたが特に何事もなく、どうやら平和に終わりそうです。
今週は電話相談を実施しており、骨盤臓器脱等で悩んでおられる方からのご相談を受けています。骨盤臓器脱や尿失禁など医療機関への受診がためらわれる場合も多いのではないかと思いますが、良い機会だと思いますのでお気軽にお電話いただければと思います。これを機会に悩みを解決しましょう!

Posted by 2011/10/25

お久しぶりです

長い間ご無沙汰していました。加藤です。
ブログを書いていないうちに、クリニックが開院して2年になりました。早いものですね。
さて先週土曜日に平野区で20-30人ぐらいの一般の方を対象に「尿失禁」について話しする機会がありました。1時間半という長い時間でしたが熱心に聴いてくださり、帰る間際まで質問をして行かれる方もいらっしゃいました。最近メディアなどでも取り上げられる機会が増えて、関心のある方が増えていると感じました。「尿漏れ」は病気で病院を受診すればよくなることがあるという事をさらに広めていけたらと思いました。

Posted by 2011/10/20

電話相談に思うこと

私は電話相談の担当が嫌いではありません。

毎月、第2、第4土曜日に梅田のクリニックで無料電話相談を実施しています。
昨日は千葉とバンクーバーからの電話がありました。

4-5年前には医療機関に受診する勇気はないけれど、電話なら顔が見えないから相談してみようか、という方が多かったのですが、最近では別の医療機関にかかっていて、すでに治療法も提示されているにも関わらず、インターネットで検索して、セカンドオピニオンを聞きたくて電話される方が増えています。

ほとんどの方にはそれなりの提案をして差し上げられるのですが、病院をいくつもホッピングしている方などの相談に乗っていると、数十分話していてもソリューションが見つかるわけもなく困り果てることがあります。

結局、遠方から大阪まで診察に来られる方もおられます。全国に自信をもってお勧めできる医療機関があればよいのですが、現在の所、治療に対する温度差のない全国8カ所の専門医を紹介するのが精一杯です。

年3回、そのような専門家達と全国無料電話相談キャンペーンを行っていますが、どれだけの方の相談に乗れるかは、まだまだインターネットでの告知には限界があり、新聞にとりあげてもらえるかどうかにかかっていて、難しいところです。

10月24日(月)からの週、全国7カ所の医療機関とひまわり会の共催で無料電話相談キャンペーンを実施します。

どうぞお困りの方、ご相談ください。

概略は下記のとおりです。

■電話相談概略
「ひまわり会」(元患者団体)
相談窓口実施日時:10月24日(月)~27日(木)13:00~16:00
相談電話番号:090・6752・2200、090・8122・2200
相談対応者:ひまわり会メンバー

□専門医による相談窓口
□大阪府
梅田ガーデンシティ女性クリニック・女性泌尿器科ウロギネセンター(大阪市北区)
相談窓口実施日時:10月24日(月)~27日(木)13:00~15:30
相談電話番号:06・6343・1880(代)
相談対応者:女性泌尿器科・竹山政美、加藤稚佳子各医師、遠藤佐和看護師

泉北藤井病院ウロギネセンター(堺市南区)
相談窓口実施日時:10月24日(月)~27日(木)14:00~16:00
相談電話番号:072・295・8888(代) 電話相談とお伝えください
相談対応者:ウロギネセンター 成本一隆医師 他

□京都府
京都府立医大泌尿器科 (京都市上京区)
相談窓口実施日時:10月26日(火)10:00~12:00
相談電話番号:075・251・5596
相談対応者:泌尿器科・藤原敦子医師
□北海道
ウロギネ女性の会(元患者団体、札幌市)、札幌時計台記念病院(札幌市中央区)
相談窓口実施日時:10月25日(火)、27日(木)12:00~16:00
相談電話番号:011・251・1363
相談対応者:藤井美穂医師、ウロギネ女性の会メンバー(25日)、
日本コンチネンス協会 北海道支部支部長 大科宣子(27日) 他

北彩(きたさい)都(と)病院(旭川市)
相談窓口実施日時:10月24日(月)14:00~16:00
相談電話番号:0166・26・6411(代表) ※電話相談とお伝えください
相談対応者:金子茂男副院長

□千葉県
亀田総合病院・ウロギネコロジーセンター(鴨川市東町)
相談窓口実施日時:10月24日(月)~28日(金)12:00~14:00
相談電話番号:04・7099・2344(直通)
相談対応者:野村昌良医師、寺本咲子医師

□愛知県
名鉄病院 泌尿器科(名古屋市西区)
相談窓口実施日時:10月26日(水)、28日(金)8:45~11:45
相談電話番号:052・551・6121(代) ※電話相談とお伝えください
相談対応者:泌尿器科・女性泌尿器科 成島雅博医師

□静岡県
静岡済生会総合病院(静岡市駿河区)
相談窓口実施日時:10月26日(水)14:00~16:00
相談電話番号:054・285・6171 ※電話相談とお伝えください
相談対応者:泌尿器科・安倍弘和医師、皮膚排泄ケア看護師

Posted by 2011/10/10

梅田ガーデンシティ女性クリニック、開院2周年!

骨盤臓器脱、腹圧性尿失禁など女性泌尿器科疾患に特化したクリニックとして開院した梅田ガーデンシティ女性クリニックは10月1日に開院2周年を迎えることができました。

大阪駅から徒歩10分圏内の便利な所にあるので西日本を中心に全国から患者さんが来られています。

約一年半の年齢別疾患別新規患者数をグラフに示します

合計1675人の新規患者の内訳は、骨盤臓器脱739人(44.1%)、腹圧性尿失禁223人(13.3%). 切迫性尿失禁200人(11.9%), 間質性膀胱炎37人(2.2%)、その他476人(28.4%) などで、骨盤臓器脱の症例が非常に多かったことがわかります。

手術は別の施設で2009年11月から開始して、骨盤臓器脱に対する手術は既に700例近くになりました。TVM手術は非常に洗練されたものになって来ました。3人のエキスパートと2人のレジデントといういい形で診療が行われています。

女性泌尿器科の研修センターの一部として育てていきたいクリニックです。
これからもよろしくお願いします。

Posted by 2011/10/04

週刊文春に名前が!!

先日、シニカルな阪神ファンで古くからの私の患者さんAさんが「先生、また雑誌に名前が載ってましたね!」と週刊文春9月15日号の切り抜いたページを差し出されました。

この件に関しては取材を受けた覚えもなく、連絡もなかったので驚きました。「骨盤臓器脱と尿失禁」というタイトルで私と加藤久美子先生の著書やホームページを参考にして治療を考えるといいですよ、という内容でした。

ライターの惠原真智子さんには7、8年前に取材を受けたことがあり、それで私の名を覚えていただいていたのかも知れません。

この方に勧められて「ウロガイネコロジスト」と題してエッセイを書かせていただいて、それが文芸春秋の巻頭エッセイに載ったことがあり実は懐かしいお名前です。

私の名はともかく「骨盤臓器脱」や「尿失禁」といった活字にするのが難しい言葉が大きな活字で雑誌にとりあげられるようになったことはとても喜ばしいことだと思います。

もっと多くの雑誌や新聞に取材してもらえるように、より良い治療法の開発と情報提供活動を地道に続けていこうと思います。

Posted by 2011/10/02

女性泌尿器科医の研修

先週、2年目の研修医の女性医師が私たちの病院に見学に来られました。

来年からの後期研修に何科を選ぶか迷っておられて、泌尿器科も選択肢に入っているとか。

泌尿器科医として女性がやっていけるか、女性泌尿器科についてもっと知りたいということで、百聞は一見に如かずですね。

TVM手術を3件、マンチェスター手術を一件見学して帰られましたが、女性泌尿器科やウロギネコロジーについて私の思う所をお伝えしました。

女性泌尿器科という領域はまだまだ新しい分野で、今後まだまだ発展する可能性があり、再生医療の生かせる分野でもあります。女性であることが大いに生かせる分野でもあります。女性がサブスペシャリティーとして究める価値は十分にある領域になると期待されます。

しかし骨盤底の再建手術をマスターするには多分最低3年は多くの症例の集まる施設で研修を受ける必要があるでしょう。

現在の専門医教育では泌尿器科専門医となってから、例えば3年間集中して研修を受けて女性泌尿器科のエキスパートになるということになるのでしょうが、私は興味がある医師はもっと早くからサブスペシャリティーとして女性泌尿器科の修練を始めたほうが良いと考えています。

それは女性泌尿器科の診療には男性の泌尿器科疾患を診察するのとは少し異なった感性が必要で、それは若い時からのベッドサイドで身につけた方が良いと考えるからです。

多くの症例を経験できる施設は現状では日本全国に数カ所しかないというのが教育上最大の問題ですが、それらの施設でエキスパートを一人ずつ育てることからはじめていくしかないと考えています。

私たちの病院では今、男性のK医師と女性のO医師が研修中ですが、彼らの数年後のウロガイネコロジストとしての活躍が楽しみです。

先週見学に来られたT医師も、縁があれば研修に来られるかもしれません。楽しみにお待ちしています。

Posted by 2011/09/24

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