尿失禁・骨盤臓器脱などの女性骨盤底疾患を主な対象とした女性のためのサイトです。

ブログ

福井へ手術に行ってまいりました

 こんにちは、なりちゃんです。6月に入ってから異常なくらい忙しくなってしまい、夏の前に夏バテぎみの最近です。
ちなみに昨日は福井の病院へ行ってTVM手術を行っておりました。福井県ではまだメッシュの手術が普及しておらず、いまでも子宮を摘出して腟壁を縫い縮める方法が主流だそうです。若手を中心として徐々にその意識が変わりつつあるとのことですが、再発してかわいそうな方が多くおられます。昨日の方もその一人で、子宮や膀胱が下がったために病院を受診して手術を受けたのですが、すぐに再発したそうです。1年ももってなかったと思います。そこで別の先生に相談したところ、私に話が参りました。決して手術しやすいとは言えませんが、これまでの経過を考えて頑張って手術をさせていただきました。出血も少なく、問題なく終わったと思います。
 最近メッシュの手術で合併症を引き起こした方が多かったので、ちょっと意識がかわっておりました。まだ最新の術式を知らず、どうしていいか困っておられる方の助けになれるよう頑張らないといけませんね。これからもよろしくお願いいたします!

Posted by 2011/07/02

節電対策?

こんにちは。看護師の遠藤です。
7月に入りましたね。毎日蒸し暑い日が続いています。
体調は崩していませんか?

先日自宅の掃除機が壊れてしまい、新しいものを購入しようかとも考えたのですが、
おもいきって、箒と塵取りでの掃除に切り替えることにしました。
気付いたときにすぐにできる手軽さと、狭い隙間も掃除ができてなかなか便利です。
そのあとにフローリングシートで拭き掃除をして完成。

省エネ掃除でお家ピカピカを目指してみます。

でも本当は、あのま~るい形の自動掃除機をボーナスがでたらおねだりしようと
企んでいるのです。。。

Posted by 2011/07/02

学術発表会

こんばんは。加藤です。
6月26日は良秀会グループの学術発表会がありました。
9時過ぎに高石の会場に行きましたが、すごい人でびっくりしました。
最終的に400人以上来られていたそうです。もっと少ないと思っていたので、その中での1番の発表に少し緊張しました。半日でしたが、いろいろな発表にグループ内の病院でこんなことをしているんだということが分かり良かったです。

Posted by 2011/06/30

咲きました

こんばんは。加藤です。梅田のクリニックの開院祝いにいただいた胡蝶蘭の一鉢を自宅に持ち帰り育てていました。
初めての経験でインターネットや本をみながら世話をしていて、葉は青々としていますが花の咲く気配はなく咲く事があるのかなぁと思っていましたが、やっと咲きました。咲き始めるとどんどん増えてなかなか散らないものですね。
これをみながら、1年半たったのだなぁと開院のころのことを思い出しました。
(私はこういうことは苦手なので、育てたのは家族で私は水をやったこともありません。)

Posted by 2011/06/23

初夏の訪れ

 こんにちは、なりちゃんです。先週は横浜で開催された日本透析医学会へ出席することもあって非常に忙しい一週間でした。手術も毎日遅くまでしていたため、ほとんど太陽をみる機会がありませんでした。今日は予想以上に早く手術が終わったこともあり、ふと窓の外へ目をやると「外が明るい・・・」。夕方6時だというのに、昼のような明るさにびっくりでした。泉北藤井病院からみた外の景色がこの写真です。

写真の真ん中が段々畑で、とても奇麗な新緑が印象的だったのですが伝わりましたでしょうか。私のお気に入りの景色です。
段々陽が落ちるのが遅くなるのはいいのですが、当然気温も上がってきますよね。2回目の大阪の夏が恐怖です。
今年は節電が叫ばれておりますので、ほどほどに節電しながら夏を乗り切ろうと思います。がんばりましょう!

Posted by 2011/06/21

梅雨。

こんにちは。外来看護師の遠藤です。
長引く梅雨に体調など崩されていませんでしょうか?

雨が降る中も力強く咲いている紫陽花の姿からは勇気がもらえる気がします。
紫や青の落ち着いた色がとってもキレイですよね。

先日、傘をさして歩いていると頭上からポツポツと水滴が落ちてきたので
見上げると、傘に小さな穴が3か所も空いていました。
10年以上は使い続けている傘なので、それも仕方がないのかもしれません。

雨が好きだった祖母が亡くなった時に、家族全員で色違いのお揃いの傘を注文しました。
私は一番好きな色の赤を選び、大切に使ってきました。
問い合わせると修理には1か月かかるそうなのですが、10年間も私を雨風から守り続けてくれた
傘を捨てるなんて事はできないので、梅雨が明けたら修理に出そうと思います。

Posted by 2011/06/17

電話相談

こんばんは。加藤です。
今週始めから今日まで、電話相談を行いました。
今回もいつもと同様、尿漏れや骨盤臓器脱の方から多数お電話をいただきました。
今まではどこにも病院に行っておられない方が多かったですが、最近の傾向として病院には通院中だが治らないというご相談が多いように思います。少しこれらの疾患に対しての認知度が上がってきたからでしょうか。
話しは変わりますが、昨日肥後橋周辺のレストランに食事に行きました。
術後のカプチーノ、トトロが描かれていました。

かわいいと思いませんか。飲むのがもったいなかったです。

Posted by 2011/06/16

食事記録

こんにちは。外来看護師の遠藤です。

診察中には術後の患者さんから「何か気をつける事はないですか?」という質問がよく聞かれます。
その時にいつも医師が言うのは「太らないでください!」です。
骨盤臓器脱や尿失禁など骨盤底の緩みは肥満が原因でもあるため、「減量」「ダイエット」のことばは耳タコになるくらい毎日聞いているのですが、私の食欲に陰りはなさそうです。

先日も、ややぽっちゃりな患者さんが来られ、診察室で減量するよう指導されていた会話の中で
「今までの生活すべてが、今のあなたです。今日からでも変えられるから見直しなさい!」
と言われているのを耳にし、心にグサリと刺さりました。
5年後の自分・・・10年後の自分・・・それを作るのは今の自分だと思うと、野菜不足でしょっちゅう口内炎を作っている自分は、このままいくと10年後には無惨なおばちゃんとなっているのではないかと想像し、恐ろしくなりました。

そこで、食事を見直してみることに。

カロリー計算など面倒なことはしなくても、携帯で写真をとれば画像解析してくれてカロリー表示されるアプリを発見し、それを使ってカロリーコントロール。
撮っているうちに、だいたいの予想がつくようになってきて、外食時のメニュー選びにも役立ちます。

飽き症の私が続けているかどうかは、10年後をお楽しみに~。

Posted by 2011/06/10

キャンドルナイト

こんばんは。加藤です。さて昨日クリニックの周辺ではキャンドルナイトのイベントが行われており、キャンドルが飾られていました。帰り路にあたるのでクリニックから西梅田公園まで見ながら歩いて行きました。と言っても、残念ながらまだ明るかったのでとてもきれいというわけにはいきませんでしたが。公園ではコンサートもあるらしくステージの前ではたくさんの人が座って始まるのを待っていらっしゃいました。日頃はあまり人のいない公園ですが、昨日は賑やかでした。初夏と冬と2回あるこのイベントをいつも楽しんでみています。皆様も一度機会があれば観にきてください。
 今年の写真
 去年の写真

Posted by 2011/06/09

女性泌尿器科百科(14)さようなら尿失禁ー切迫性尿失禁ー

切迫性尿失禁
例2 Bさん67歳女性の場合
妊娠2回、普通分娩2回、大きな病気にかかったことはありません。
3、4年前から排尿回数が増え、尿意を催すと待ったなしで、トイレまで間に合わずもれるようになりました。
排尿日誌をつけてみると、排尿回数は12−15回で一回の尿量は100ml以下のことが多い。夜間は1−3回で一回の尿量は150−200mlでした。
次第に、水に触れたり、水の音を聞いただけでももれるようになったため、私の外来を受診されました。

切迫性尿失禁の症状
我慢することが難しい強い尿意のことを尿意切迫感と言います。尿意切迫感を症状とする病気に過活動膀胱があり、別項で述べますが、この尿意切迫感があり尿がもれてしまうのが切迫性尿失禁です。頻尿(トイレに行く回数が日中8回以上、夜間2回以上)を伴うことが多く、水の音を聞いたり、水に触れたりしたときにもれることもあります。

切迫性尿失禁の原因
切迫性尿失禁には排尿筋過活動(膀胱が勝手に収縮する)などが原因とされる過活動膀胱など運動性のタイプと膀胱が感じすぎることが原因とされる感覚性のタイプに分けられます。
運動性のタイプはさらに大きく分けて脳や脊髄の神経経路に障害がある神経原性のものと神経に障害のない非神経原性の不安定膀胱タイプに分けられます。
感覚性のタイプは膀胱の知覚が過敏になり(尿意亢進)、思わずもらしてしまうものです。過知覚膀胱とでも呼ぶべきもので、膀胱炎が代表的なものですが、尿が貯まると下腹部が痛む間質性膀胱炎などによる尿失禁も、このグループに入ります。
原因が多岐にわたり、原因の特定が困難なことも切迫性尿失禁の特徴です。

切迫性尿失禁の治療
切迫性尿失禁の治療は腹圧性尿失禁のように簡単な手術でスパッと治るものではなく、薬物療法が中心となります。
抗コリン薬の服用で多くの場合効果が見られますが、無効である場合もあり、治療に難渋することがあります。
切迫性尿失禁の強い尿意(尿意切迫感)は腹圧性尿失禁以上にQOLの低下を招き、生活に影響を与えるようです。

Bさんは検査の結果、神経に原因のない、不安定膀胱タイプと診断され、抗コリン薬を処方されました。幸い投薬により尿失禁が消失しましたが、薬から離脱できるように、膀胱訓練(尿を我慢する練習)と骨盤底筋体操を心がけて毎日行うようにしています。

Posted by 2011/06/09

1 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 59