尿失禁・骨盤臓器脱などの女性骨盤底疾患を主な対象とした女性のためのサイトです。

ブログ

中曽根康弘元首相と渡辺恒雄(ナベツネ)さん

日本泌尿器科学会が名古屋で開催されています。
その中の市民公開講座「巨頭は語る、わが国の将来ー政治、経済、医療ー」に中曽根康弘元首相、渡辺恒雄読売新聞主筆が垣添忠生元国立がんセンター総長の司会による鼎談で意見をのべられました。

3人は東日本大震災に触れたのち、意見を交換されましたが、特に医療の現状について、ナベツネさん「管首相は薬害エイズの問題で名を上げたが、医療についての知識は貧困、厚生労働大臣にもまともな人を選んでいない。」「厚生労働省を医療介護省と労働省にの二つに分けるべき、民主政権は労組の絡みで社会保険庁の不祥事も見て見ぬ振り。」と手厳しい。

勤務医の過酷な生活についても「内視鏡外科の手術の名手の給料がわが社の平記者の給料と同じというのはおかしい」などと述べられた。

読売新聞には医療情報部というしっかりした部局があり「医療ルネッサンス」をはじめ医療についての優れた特集を組んでこられ、さすがにその新聞のトップも知識が豊富だなと感心しました。

総理大臣には持っているべき資質というものがあり、最近の首相にはそれがないから日本が不幸だと嘆く3氏でした。

なかなか興味深い鼎談でした。

明日はノーベル物理学賞の益川敏英さんと作家の五木寛之さんが登場します。
また、ご報告します

Posted by 2011/04/22

フェースブック始めてみたけれど!

ソーシャルネットワークという映画が日本でも公開され、「フェースブック」というソーシャルネットワークシステム(SNS)が一般に知られるようになったようだ。

日本でさかんなSNSであるmixiと根本的に異なるところは「実名」で登録し交流することだという。

日本でのネット社会は、今まで匿名で交流するのが一般的であったようで、私など「匿名での責任を伴わない発言」には違和感を覚える者の一人で、こういう交流には興味がなかった。

フェースブックは実名で行う、しかも顔写真付きとくれば実社会での交流と同じじゃないか、面白そうだ、と言うことで、今年の正月休みに本気で始めて見た。

ハウツー本を買ってきて、アカウントを登録して、個人情報を詰め込んで、使用開始。
ツイッターより長い書き込みができ写真や動画も無制限に入れられるので、情報発信には使えるかも。

自分の公開した学歴や職歴を元に友達かもしれない人をリストアップして教えてくれる。
実名登録の威力だ。
残念ながら私の同窓でフェースブックに登録している友人は一人もいなかった。

「ファンページ」というページがあることを知る。今は「フェースブックページ」と呼び名が変わったがこれはYahooやGoogleの検索にかかると言う。

「それでは」と女性泌尿器科の疾患についての情報発信をしてみようと、いくつかのファンページを見よう見まねで作ってみた。以下のページにアクセスして「いいね!」ボタンを押して会員になっていただけるといいことがあるかも!

「骨盤臓器脱を治す女性泌尿器科医 竹山政美
http://www.facebook.com/urogynecologist
「子宮を温存できる体に優しい骨盤臓器脱(子宮脱など)手術・TVM手術のすべて」
http://www.facebook.com/TVMope
「女性泌尿器科元患者の会「ひまわり会」公式ファンページ」
http://www.facebook.com/himawarikai

フェースブックページを作るのは簡単だがファンを増やすのは非常に難しい。先週 樺沢紫苑氏の最新刊「Facebook 仕事術」と言う本を買ってみた。私にもできそうなファンを増やす方法がいくつか書かれていた。

その中に「ブログで宣伝する』のも一法とあったので早速ブログに書いてみた。
一人でも私のページのファンになっていただけると嬉しい!!!!!

Posted by 2011/04/14

さくらの花みつけた

さくらの花が散り始めた。

今年の春は忙しくてゆっくり花見に出かける時間がなかった。
何時までも続く震災のニュース、そんな春にいつの間にかさくらが咲いていた。

出張や通勤の途中で、あるいは大都会のビルの谷間に、選挙の投票所の傍らに、桜は咲いていた。
ユビキタスな日本の花「さくら」。


愛媛で見つけたさくら、佐多岬の近く。


これも愛媛で見つけたさくら、内子の川縁。


これは西宮、甲山の近くで見つけたしだれざくら。


投票所の近くで見つけたさくら。

花はさくらだけではなく、花屋さんの店先は美の競演である。

大阪、駒川商店街の花屋さんの店先。

花を見ているとなぜか元気が湧いてくる、気持ちに余裕が生まれる。
そうだよ、ゆっくりでいいから、皆でがんばろう、ニッポン!

Posted by 2011/04/11

原発と風車の町

先週末、ハンズオントレーニングに松山を訪れた。久しぶりの愛媛である。

低空を飛ぶプロップジェットボンバルディアDHC8、少々騒音がひどいが私は嫌いじゃない、瀬戸内海が地図を見るようによく見えるからだ。

幸い、快晴かつ窓側の席だったので瀬戸内の風景を楽しむことができた。

瀬戸内の町はほとんど海沿いにひろがっており、折りも折、感じたこと「津波が来たらすべてひとたまりもないな」まず瀬戸内海に津波が押し寄せることはないだろうが。

三例のハンズオントレーニングがおわったのが午後7時半、疲れたがトレーニーが喜んでくれたので満足。
夜は研究会と食事会、A5サーロインは特別うまい。

翌日、原発の町、伊方を通って四国最西端、佐多岬に行ってきた。
途中の海は静かで暖かい風が吹いていた。

私は原則、原発そのものには反対ではない、今回の福島のケースは核と大自然を侮る人間の愚かさが大災害をもたらしたと考えている。今更化石燃料に活路を求めるのではなく、優れた核エネルギー発電が次世代エネルギーが開発されるまでのつなぎには必要だろうと思っていた。

伊方には原発とともに岡の上に数十の風車が回っていた。

近寄るとブーブーと力強い音が聞こえるのだ。原発の町の風車は何を暗示しているのか。

佐多岬まではかなりの道のりだった。つづら折れの峠道をいくつも超えて駐車場につく。
ここから1.8kmのハイキングで灯台にたどり着いた。

灯台から見ると、海はうねっていた。潮流がぶつかり合い渦を巻いている。
潮流のエネルギーも利用しなければ。

愛媛は暖かく、桜が八分咲きだった。

春が来る、すべてはこれからだ、がんばろうニッポン!

文責 竹山

Posted by 2011/04/07

青空には桜が似合う

三寒四温、なかなか春が来ないと思っていたらいつの間にかサクラのつぼみが膨らんでいる。
私の通勤路の桜並木が花のトンネルになるのは今週末あたりだろうか。

この短い花の季節に思うこと、青空に最も映える花は桜だ。
桜が開花したら空の青い日を選んで花見に行こう。時刻は太陽が高い時間帯がいい。

飲んで騒ぐ必要はないが、皆でお花見に行こう。
年に一度しかない花の季節、愛でてやらないと桜がかわいそう。

やっと春が来たのだ、がんばれニッポン。

Posted by 2011/04/04

けん玉名人は90歳

昨日は梅田のクリニックで外来診察でした。

私の患者さんから、いいお話を聞きました。

彼女はけん玉名人だと言うのです。
「ええっ、あなたが!」というその方は90歳の女性です。
「かるたにも読まれているんです!」持参のかるたを見せていただいた。

地元の小学校の「世代間交流会」で二年生にけん玉を教えておられるというのです。
持参の写真を許可を得てアップさせていただきます。

クリニックで診察させていただいている限り普通のご老人なのですが、プライベートでは違った顔があるのでしょう、このお話をされている時の笑顔は最高でした。

最後にやっぱり、がんばれニッポン!

Posted by 2011/04/02

こんにちは、なりちゃんです。 今日で3月も終わり、とうとう明日から4月に入ります。卒業や異動の時期から、入学や転入の季節になりますね。何回かブログで紹介されている川口先生をはじめ泉北藤井病院に2人の先生が赴任され、なんとなく病院内が明るくなっているような気がします。東日本大震災で世の中が暗くなりがちですが、これからは復興の意味をこめてがんばっていきたいと思います。

Posted by 2011/03/31

日はまた沈む

西宮の自宅から泉北の病院まで片道50キロ、阪神高速5号湾岸線が私の通勤路である。
事故や工事が無い限り渋滞もなく、快適なハイウェイ、右にはUSJ のおとぎの塔が、左に大阪中心部の高層ビルが朝日を浴びてぼーっとけぶる。

仕事が早く終わると夕日を浴びて帰路につく。

途中にあるパーキングの建物の2階から見る湾岸に沈む夕日はいつも美しい。

津波が押し寄せた3月11日にも、大阪湾に美しい夕日が沈んだ。

被災地の方々の無事を夕日に祈ったが、その後の報道は悲惨をきわめている。地球のエネルギーを小馬鹿にした人智の浅はかさ、知恵の回らない政権。
そんな喧噪や心配を知らぬかのように毎日、日は沈み、一日が終わる。

二週間後の大阪湾にまた夕日を眺めた。

翌日、昇る朝日を予感させる美しさだ。
明日もまた頑張ろう、明日こそ、私たちのニッポン!

Posted by 2011/03/29

市民公開セミナーが盛会裡に開催されました!

今日は大阪市淀川区の自敬寺という禅寺の本堂で女性の排尿障害市民公開セミナーが開催された。

ひまわり会の幹事の方々も早くから参集され準備に大わらわだった。記念撮影を一枚!

大きなお寺ではないが、本堂が女性ばかり110名以上の聴衆で埋め尽くされた。
会は住職の法話と震災の犠牲になった方々への黙祷から始まった。

前半の部開始。
私の「こんなに多い!骨盤臓器脱」という基調講演に続いてひまわり会の会員の方々の体験談が語られ、会場の拍手を浴びた。

拙著「女性泌尿器科外来へ行こう」のサイン会をして販売、売り上げは震災の義援金に寄付した。
聴衆の方々からのものも含め5万円以上の義援金が集った。

休憩のあと、後半の部に。
桑田守弘さんのギター演奏に聴衆はうっとりと聞き惚れていた。

聴衆の方に記入していただいた質問アンケートの質問に私が答えるQ&Aコーナーでは個別の質問に私が答えた。

大盛会でひまわり会の方々も笑顔で皆さんをお見送りした。

Posted by 2011/03/26

こんにちは、なりちゃんです。 遅くなってしまいましたが、まず初めに震災にてお亡くなりになられた方にお悔やみを申し上げます。私は地震の時には梅田ガーデンシティ女性クリニックの近くにおりましたが、大阪では感じたことのない揺れを感じました。実際大阪市内の震度はさほどではなかったのですが、地下街から締めだされた方たちと思われる集団が階段からゾロゾロと列をつくって出てきたのにびっくりしました。一か所ならばいざ知らず、地下道という地下道から全て人間がでてくると、不謹慎ながら蟻の行列のように見えてしまいます。その時はこれほどの被害とは全く思わずに、用事を切り上げて自宅に引き上げました。そこからは皆様が画面で見られた光景が映されていました。

非常に痛ましい災害であることは事実ではありますが、この10日間程の救助・復興の様子を見ていると、日本に生まれ育った事に感謝し、誇りをいただくきっかけとなったように思えます。インドネシアやハイチなどの地震では民衆が救援物資を争って取り合う光景が多く映されていました。今回の東日本大震災の映像では、少しでも多くのおにぎりをもらえるよう勧められたおにぎりを断っている風景が印象に残っています。また周辺地域をはじめとした日本全体が復興へむけて努力しようと励ましあっています。この譲り合い、助け合いが、The 日本であり、Made in Japanを世界に広めた力なのだと思います。

私個人としてできることは非常に限られています。実際病院を留守にして被災地へ救助活動を手伝いにいくことはできませんし、被災者の方の受け入れといっても多くの方は受け入れることはできません。しかしながら少しでも何かできるよう考えていきたいと思います。まずは泉北藤井病院に設置してある募金箱へ義援金をいれさせていただくことから始めたいと思います。 みなさんがんばりましょう!

Posted by 2011/03/23

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